アユ釣りは古来より『ドブ釣り』と呼ばれて親しまれてきました。
ドブとは深い淵のことなので アユ釣りの醍醐味をご存知の釣師には周知の言葉なのですが 最近では『鮎の毛バリ釣り』と呼ぶようになっています。
アユ釣りには各河川による解禁日があって桜前線のごとく北上していきます。
これから鮎の毛バリ釣りをやってみようと関心を持たれている初心者の方々、是非釣ったアユを手にしてみてください。
その香しさ…それはスイカもしくはキュウリのよう!そしてその新鮮なぬめりに感動するはずです。
香魚と呼ぶにふさわしいアユ 河川の宝物と言える魚です。
アユを愛する心 アユをいとおしむ気持ち それは自然を大切に思うことにつながります。
海に囲まれた日本、アユの仔稚魚が生息しやすい海であり、春にはぐんぐん遡上していく河川であること これがあるべく自然の姿だと思います。
しかし現状といえば 異常気象、それにともなう河川の変化、余儀なくされる護岸工事 またダムによる影響や生態系を壊しかねない外来魚など、アユを守っていくために考えていかなければならない課題は山積みです。
そんな中でもアユは環境さえ整っていれば精力的に川を遡っていくのです。清流を愛しアユを大切に思い、危惧し研究しいろいろな活動をしてくださっている方々がたくさんおられることも心強いことです。
また 毛バリ釣りには通称『蚊針』という毛バリでオイカワ、ハエ、ハヤを釣るヤマベ釣りと テンカラと呼ばれる毛バリでイワナやヤマメを釣る渓流釣りがあります。
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